予約したものの発送まで待ちきれずにキャンセルした人が多数いたのかもしれない。
今回はAmazonが仕立てた限定版ということで、通常の64GBの値段のままで、MicrosoftのBluetoothキーボード(Wedge Mobile Keyboard相当品)が付属するお買い得なものである。
Lenovoの製品は、会社でThinkPadを使用したり周辺機器を購入したりしているが、パソコンを購入するのは初めてである。
iPadのようにビニール梱包されているわけではなく、シールをカッターで切り取って開封すると、まずはmiix2とご対面となる。
本体はビニールで覆われおり、一部をひっぱって取り出すのはiPadで始まった風潮ですな。
その下には、売りの一つであるOffice Home & Business 2013のインストールパッケージ、その下にケーブル、ACアダプター、と続く。
Officeに関しては単品で購入すると本体の値段(¥43450)の70%程度の値段となるものの、Microsoftの方針によりタブレットPCには添付されて供給されるようで、ある意味、非常にお買い得ともいえるが、逆にこれすら無かったらもっと安く販売された可能性もある。
本体横の電源ボタンを押すと起動する。
この際、ボリューム下と、電源ボタンを一緒に押すことでBIOS画面に入り込める。
起動はSSDだけあって数十秒程、デスクトップやノートパソコンでおなじみのModern UIが登場し、改めてこれがパソコンなんだと実感する。
Cドライブの容量はリカバリー領域に8GBと回復パーティションに1GB程使われており、購入した64GBモデルでは49GB程。
Windows 8.1なので、クラウド(SkyDrive)を使って補って行くことになる。
Windows 8.1なので、クラウド(SkyDrive)を使って補って行くことになる。
性能としては低価格タブレットはどれも共通であるが、8インチ液晶搭載、解像度は1280 x 800、intel Atom Z3740、メモリー 2GB、500万画素の背面カメラと200万画素の全面カメラを搭載する。
ポートは充電を兼ねたホスト機能のあるmicro USBが1ポート、外部ストレージとしてmicroSDスロットを搭載する。
もちろん、wireless LANやBluetoothが搭載されているのは言うまでもない。
もちろん、wireless LANやBluetoothが搭載されているのは言うまでもない。
重量はこのクラスでは最軽量を誇る350gで携帯性も良いが、残念ながらSIMスロットは無く(日本向けでは塞がれている)、外部では通信が出来ない。
使い勝手としては、良くも悪くも…と言った所。
パソコンなのでソフトはWindows向けのものが動くが、パソコン向けのソフトは指での操作に最適化されていない事がほとんど。
Modern UI上のアプリでは、入力ボックスをいじればAndroid同様のキーボードが出てくるが、デスクトップ上のソフトだとこれが出てこない。
代わりにスクリーンキーボードを使うことになるのだが、デスクトップの半分のエリアがスクリーンキーボードで占拠され、パソコンとしての操作がし辛くなる。
機動性に関してもスリープで運用すれば即座に起動するが、Windowsなのであまりバッテリーが持たないばかりか、たまにフリーズして戻って来なくなる。
頻繁なWindowsのUpdateとそれに伴う再起動はパソコンならでは。
稼働時間は公称で10時間となっているが、iOSやAndroidはもっと長いかな…。と言うことで、良くも悪くも…となる訳で、やはりこれはパソコンであって、iOSやAndroidのタブレットと比較するのはそもそもナンセンスというもののようです。
長くなってきたので、付属してたWedge Mobile Keyboardについてはまた後日…。