iOS 8に最新のキャリアプロファイルが入っているため、docomoのSIMを入れただけでSPモードの設定が適用された結果ですが、その一方でdocomo MVNOのSIMを入れた際は構成プロファイルにてMVNOのAPNを入れなければ接続出来なくなってしまったという弊害も生じてしまいました。
インターネット接続ができたら、次にキャリアメールの設定を行いました。
と言っても、docomoのサポートサイトに行ってメール設定のキャリアプロファイルを入れるだけで完了します。
具体的には、iPhoneにてココのサイトにログインすると、プロファイル設定という項目があり、その他の設定のドコモメール利用設定を、SPモード接続にてログインします。
そして、自分用のメール設定がされたプロファイルのダウンロードが促され、それを適用すれば完了となります。
ちなみに、このプロファイルを入手すれば他のiOS端末でドコモメールが使えるのでは無いかと思うのは自然の流れで、結果的にはサポート外ながら、やはりできるようです。
この構成プロファイルを入手する方法としては、
- Android端末を用意する。
- Play StoreにてUser Agentを変更できるブラウザ(Opera Classic)をインストールする。
- User AgentをiPhone 5sのものに変更する。
- SPモード契約のiPhoneのインターネット共有を有効にし、先ほどのAndroid端末を接続する。
- Android端末から先ほどのサイトに入ると、Android端末からiPhone用のページに入れる。
- 構成プロファイルをファイルで保存する。
この構成プロファイルにはドコモメールに接続するための自動で生成されたパスワードも含まれるため、取り扱いには注意が必要です。
2.は、User Agentを変更できるブラウザなら何でも良さげですが、ネットの情報だとOpera mobile以外は成功例を見かけませんでした。
3.は、Opera Classicの設定を以下のように変更します。
- Opera Classicのアドレスバーに“opera:config”と入力。
- クイック検索欄に“Custom User-Agent”と入力。
- Custom User-Agentの欄に以下を入力
AppleWebKit/537.51.1 (KHTML, like Gecko) Version/7.0
Mobile/11A465 Safari/9537.53
- 保存する。
4.では、docomoで契約をしているSIMの入ったiPhoneのインターネット共有を有効にし、テザリングにてAndoroid端末を接続します。
5.では、先ほどのプロファイルのページにアクセスすることができるようになりました。
6.で保存したものは、メールなりクラウドにアップロードするなりで共有し、他のiOS端末でダウンロードすることで、他のiOSデバイスでもドコモメールが使用できるようになります。
当方の環境では、香港端末のiPad mini Retinaに、この構成プロファイルをインストールしたところ、無事にドコモメールが見えられるようになりました。
おそらくiPod touchでも他社契約のiPhoneでも可能です。
なお、同じ手段で、メッセージRプロファイルもダウンロードできますが、こちらは最後にアクセスした端末からでしかログインできなくなるようで流用は出来ないようです。
恐らく、メッセージRは未だにSPモードメール扱いのためだと思われます。
ちょうど9/22よりプッシュ通知にも対応したので、ドコモメールを頻繁に使う際は、他のiOS端末から閲覧できるようになり、非常に便利になりました。
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