現在、手持ちのモバイルルーターとして、個人輸入したSIMロックフリーのHuawei E585と、回線目的で入手したE585のdocomoの同型機であるHW-01Cを所有しています。
どちらも(同型機だから当然ですが)3G回線にしか対応しておらず、現在主流のLTE網には対応していないため、キッカケがあれば新調したいと考えていました。
最近ではスマートフォンによるテザリングも当たり前になってきているので、今さらモバイルルーターを持つ理由も少ないと思われるかもしれませんが、スマートフォンによるテザリングは、スマートフォン自体のバッテリー消費も気にしなくてはならず、長時間の接続しっぱなしには向かず、あくまでその場しのぎ感が強いのでまだまだモバイルルーターは必要と考えます。
今回、AmazonのタイムセールにてLTE対応のモバイルルーター(NEC Aterm MR03LN)が、クレードル付き、OCNのSIM付きで、定価¥23436のところ、28%OFFの¥16800で販売されていたので購入に至りました。
SIMに関しては現在、IIJ mioのミニマムスタートプラン(SIM×1)と、ファミリーシェアプラン(SIM×3)の4回戦を保有し、そのうち1枚を流用するため、今のところOCNで契約する予定はありません。
Amazonでの購入時にも、特にOCNの契約が必須とは記載されていないので開通手続きを行わなくても問題は無いと思います。
商品が届いてさっそく開封しました。
MR03LN本体の箱と、OCNのSIMが入っており、一見、クレードルが見当たりませんでしたが、MR03LNの箱の中に入っていました。
本機の特徴としては、SIMロックフリー端末なのは言うまでもなく、連続稼働時間がWiFi時:10時間、休止時:250時間と比較的長い点、同時接続数が10台と多い点、そしてBluetooth接続に対応している点(Bluetoothでの連続稼働時間は24時間)が挙げられ、現在、市場で出回っているモバイルルーターの中でも最上位の性能と機能を有しております。
WiFiではIEEE 802.11acに対応しており、2.4GHz帯だけでなく5GHz帯(屋内限定)にも対応しており、ほぼ全ての機能において現時点で全て対応しております。
セキュリティーも据え置き型のAterm同様、WEP、WPA、WPA2に対応しており、WEPと他のセキュリティー方式で別々にネットワークに参加させることもできます。
設定はまず、工場出荷時のSSIDのネットワークに子機となる端末で入り、Webブラウザーにて“192.168.179.1”にアクセスして行います。
セキュリティーも据え置き型のAterm同様、WEP、WPA、WPA2に対応しており、WEPと他のセキュリティー方式で別々にネットワークに参加させることもできます。
設定はまず、工場出荷時のSSIDのネットワークに子機となる端末で入り、Webブラウザーにて“192.168.179.1”にアクセスして行います。
初回時にはここでパスワードの設定が求められます。
我が家のルーターが同じくNECのAtermシリーズなので、見慣れたAtermの設定画面が表示され、このブラウザー上で、SSIDの変更や割り当てIPアドレスの範囲の指定、SIMのAPN設定等を行います。
前述した通り、我が家ではIIJ mioのSIMを利用するので、APNに以下の項目を入力しました。
必要なSIMはmicro SIMで、バッテリーを外して出し入れを行います。
ルーターにはせっかく液晶画面があるのだから、ルーター単独でこれらの設定ができれば良いのですが残念ながらできず、最低限、ルーターを設定するための端末からの操作は必要となります。
必要なSIMはmicro SIMで、バッテリーを外して出し入れを行います。
ルーターにはせっかく液晶画面があるのだから、ルーター単独でこれらの設定ができれば良いのですが残念ながらできず、最低限、ルーターを設定するための端末からの操作は必要となります。
APN : iijmio.jp
ユーザー名 : mio@iij
パスワード : iij
認証タイプ : CHAPまたはPAP
ユーザー名 : mio@iij
パスワード : iij
認証タイプ : CHAPまたはPAP
子機となる端末は、WiFiでもBluetoothでも接続可能ですが、後者だとバッテリー持続時間は伸びるという利点はあるものの、転送速度がBluetoothの上限に絞られるという欠点もあります。
またiPhoneではBluetoothの子機になれないという仕様(PANU:Personal Area Network User非対応)もあるので、WiFi、Bluetoothのどちらで接続するかは一長一短です。
WiFi、Bluetoothはルーター画面上の液晶面からタッチ操作を行う事で切り替えできますが、両方同時に使う事はできません。
現状、あまりパソコンを持ち運ぶことが無くなったため、今回のモバイルルーターの活躍の場もあまりないのですが、ゼロではないので常備しておいれも損はない事でしょう。
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