とは言え気になる存在には変わりなく、Chromium OSを手持ちのノートパソコンに入れて遊んでみたところ思いの外、実用的に使えるということが分かり、機会があれば導入したいと考え続けていました。
サイズとしてはやはり持ち運びの可能性も考慮すると11インチ程度の機種が理想であり、AmazonのタイムセールにAcerの11インチChromebookが対象となっている事はあったものの、それでも価格にして¥20000を超える値段に、購入に値するかを悩んでおりました。
さらにこのAcerの機種は、地元の量販店の展示機で確認したところホワイトの筐体ゆえ、比較的天板の汚れが目立ち、かつ、AcerのChromebookはエンターキーや、十字キーの配置が少し特殊という点も購入に踏み切れない悩みの種でした。
そんな中、偶然立ち寄ったビックカメラのアウトレットにて、DELLのChromebook 11が¥19800で販売されている事態に遭遇しました。
モデルとしては2014年の12月のモデルということですでにディスコンの機種ですが、DELL Chromebook 11は、キーボードも標準な配置であり、筐体カラーもダークグレーと一般的です。
さらにCPUも最近のChromebookのようにAtomベースのceleron N2840ではなく、core iファミリーベースのceleron 2955Uということで性能的にも優位であり、比較的、買いなモデルだったようです。
で、一週間ほど悩んだ挙句、とうとう購入してしまいました。
アウトレットということで展示機らしく、外装に多少の傷はみられたものの、Chromebookゆえ、一般的なWindows機のように万人にイジられるようなモデルでもないのでキートップ面や液晶は極めて状態は良好でした。
前述した傷が気になるものの、同機の中古価格設定が¥25000程度という情報も把握していたのでそれに比べると遥かにリーズナブルな事、さらに手持ちのThinkPad X201のように傷を気にせずガシガシ使おうとしている事から、多少の傷には目をつむり、購入に至りました。
まだ数時間しか使用しておりませんが、結論からいうと、Chromebookは素晴らしく使い勝手が良いです。
もともとChromeを含むgoogleのサービスは良く利用していた事もあり、さらにChromium OSで事前にシミュレーションしていたので、なんの違和感もなくChromebookに馴染みました。
最大のメリットは起動の速さと、バッテリーの持ちで、同等のWindowsのノートパソコンよりも即戦力、安心感で優位に作業ができます。
データの保管場所はローカルというよりもCloudが前提となりますが、Google Drive以外にも、一番メインで使用しているOneDriveをはじめ、DropboxやBoxへの接続も専用のPluginにてシームレスに行うこともでき、全く困ることはありません。
Officeファイルに関しては、GoogleのOfficeはもちろん扱えますが、MicrosoftのOfficeに関しては同社のWebサービスにて、簡易な作業は全く問題なく行えます。
デメリットに関しては、印刷ができない、DVDが再生できないというのが他所のレビューで目にすることがありましたが、当方は特にこれらを使う宛もなかったので全く問題はありません。
逆にChromeの標準機能で、PDFファイルへの出力がサポートされているのでワザワザ紙媒体で出力することは皆無です。
最後に、巷では何故かChromebookは安いと
Windowsと異なる上、Web閲覧以外はできることの少ないChromebookを、あえて高い金額を出して選ぶユーザーはそうそう居ないと思われ、現在の価格設定のままだとあくまでガジェット好きユーザーのオモチャに過ぎないという印象です。
本格的にChromebookを流行らせるには、少なくともWindows搭載機よりも低価格な価格設定が必要だと思います。
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