Lenovo純正で現行品だと、
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他にもLenovo互換品は数々あるようですが、9.5mm SATA接続さえ気にすればあとは価格次第だと思います。
一方で、Lenovo向けではない汎用のハードディスクベイも販売されていますが、こちらはフロントベゼルが無いばかりか、ベイ自身をイジェクトするための出っ張りパーツが取り付けられていなかったりするので、最低限Lenovo向け製品を選ぶ方が良いです。
発送は中国からで他のLenovo互換品も恐らくは同じような供給元と思われます。
商品にはベイ本体の他に、ドライバー、ハードディスクを固定する樹脂ネジ、スペーサー、用途不明のピン(?)が同封されていました。
早速ハードディスクを取り付けて、ウルトラベースに差し込んでみたところ、全くハードディスクを認識しません。
ドライブも動作しているようには聞こえず、チャイナクオリティーの不良品を疑いました。
基本的には、光学ドライブ用のスリムラインSATAを一般的なSATAに変換しているだけなので、断線程度しか想像できず分解を試みたところ、何やら怪しげなDIPスイッチがある事に気が付きました。
もしやと思い用途不明のピンにてスイッチらしきものを切り替えたところ、ハードディスクが無事に認識されました。
基盤のシルクを読み解くとHP向け設定で出荷されていたようです。
ちなみに、マニュアルなんてものは付属しておらずWebにも情報が皆無だったため、無駄に悩むことになりました。
ウルトラベースに装着した印象としては、さすがに専用のベゼルが付いているだけに、違和感はありません。
材質もウルトラベースと同じか近いもので、妙なツートンカラーにもなりません。
光学ドライブのイジェクトピンの穴のようなところから微かにアクセスLEDが見えるのですが、目を凝らさないと見えず、この辺りはチャイナクオリティーですが実情、問題はありません。
ということで、X201のシステムドライブにSSD、データドライブに1TBのハードディスクという構成が完成しました。
今回用いたものは互換のドライブベイだったので、出費も安く抑えられました。