今回はFedexでなく、ヤマトの国際宅急便を選んだので、土日も問題無く受け取れる安心感がある。
Android端末としては昨年末に購入したSH-01F DRAGONQUEST以来であるが、Xperaは2011年9月に購入したXperia ray以来。
Xperia rayは3.7インチの小型なXperiaであるが、こちらは6.44インチの1番大きなXperiaである。
当然ながらグローバルモデルなので、国内でauが販売しているSOL24のように赤外線や、おサイフ機能、ワンセグといったガラパゴス機能はなく、これらの有無で表記もNFCマークになったりと、微妙に外観が異なる。
一番目立つところでは、キャリアのロゴがなくスッキリしている点ではあるが…。
一方で、SIMロックのかけられていないフリーの端末となる。
もちろんdocomoのSIMも問題なく使用できるが、技適表示はないので国内での使用はできないのはお約束。
使用できないはずだけど、間違って電源をいれてしまったところ、標準の言語が中国語となっていたが、日本語のPoboxも入っていたので変更するだけで、問題無く日本語環境となった。
Xperia rayの時も日本語フォントは入っていたが、所々微妙な中華風漢字が出てきたが、今回のZ Ultraではそのようなこともなく完全に日本語用のフォントとなる。
データ通信に関してはSIMフリーなので、APN設定だけ間違えなければ通信できるようになる。
bicsim(IIJ mio)で使用した場合の設定は以下の通り。
APN : iijmio.jp
ユーザー名 : mio@iij
パスワード : iij
認証タイプ : PAPまたはCHAP
docomoのLTE網がつかめるけれど、いわゆるFOMAプラスエリアに相当する周波数(800MHz)はroot化のうえ設定の書き換えが必要。
当方の環境では無くても困らないので、特に行わない。
生活防水(IPX 5/7)に対応しているため、SIMをはじめ、microSD、microUSB、コネクターの類はパッキン付きのキャップで塞がれており、出し入れをする場合は少々使い勝手は落ちるがデータのやり取りはクラウドが中心になってきたのでそれ程困らない。
充電する際はmicroUSBの他、防水仕様のXperia共通のマグネット着脱式充電コネクターが備わっているので、そこから充電すればmicroUSBのキャップを開け閉めする必要はなくなる。
間違って電源をいれてしまった(しつこい)際の第一印象としては、まず、デカい。
とはいえ、両手で使うにはちょうど良いホールド感で、得られる情報量も多く、使い勝手は良い。
文字入力も画面が大きいおかげで、ソフトキーボードも大きく表示され、誤字入力も少なくて済む。
ちなみにこの端末はPlay Storeからはタブレット端末として認識されるらしく、Office Mobileはインストールできないので、提供元不明アプリのインストールを許可したうえで、別途、探してきたapkファイルによりインストールすることで使えるようになる。
カメラは今時の端末の割りには800万画素と控え目で、LEDも搭載されていない為、暗やみでの撮影には向かないが、明るい所ではそれ程画質が悪いとは思わない。
ケースの類は、国内でもauから発売されているし、SonyからはWiFiモデルが販売されているので、それらを購入すれば問題無く使うことができる。
むき出しで使用する事に躊躇したため、とりあえずラスタバナナのクリアケースを購入してきたが、SOL24用に作られているので、カメラ横の赤外線部に無駄に切り込みが入ってしまう。
一般的な機種であれば、発表から1年が経ち、まもなく後継機情報がリークしてくる時期ではあるが、Xperia Z Ultraに関しては今のところ情報をあまり聞かない。
ファブレットというニッチなサイズは、最近ではスマートフォンも大型化し差別化が微妙になってきており、このままディスコンになる可能性もあるので、欲しい人は早めにどうぞ。